症例報告: 腰痛および椎間板ヘルニア
患者: 20代 男性
職業: 中腰の多い職業
主訴:
・腰の痛み、違和感、張り感、強い痛み
・右殿部の痛みおよび痺れ
以前から、何度かぎっくり腰を繰り返していた。
3ヶ月前から腰痛が始まり、慢性的に痛みが続いている。整形外科や整骨院に通っているが、症状は一進一退である。
評価:
殿部および大腿後面の筋肉に緊張が見られる。
脊椎全体の可動性が低下しており、特に胸腰移行部の機能が低下している。
右股関節の可動性低下
ポイント:
胸腰移行部
結果:
1ヶ月半の加療期間中に合計4回の施術を受けた後、症状は大幅に改善された。
強い痛みを感じていたものの、年齢が若いため筋肉トレーニングを中心にした運動を望んでいる。
運動は確かに重要だが、主な目的は体液の循環を向上させ、神経刺激による筋肉や神経の興奮を抑制することである。
筋力を増強することではなく、筋肉、関節、神経の機能を正しく働かせることが目的である。
このコンセプトのもと、さまざまな運動アドバイスを提供し、それを適切に実行することで症状の改善が見られたと考えられる。