椎間板ヘルニア手術後
日常生活動作の低下・廃用症候群徴候あり
40代 女性 デスクワーク
主訴 腰痛
中学生の時から疼痛と緩解、ぎっくり腰を繰り返し、4ヶ月くらい前から慢性的に腰が痛くなり、腰の痛みと左足の痺れが悪化し、2ヶ月前に手術をした。
痛みは手術前に比べ軽減したが、まだ痛みによる不安感が残り、日常生活動作も辛い。
評価
脊柱起立筋の伸張性低下、短縮・緊張が顕著に確認でき、前屈が5°〜10°くらいがやっと、後屈はほぼできない。
左足を無意識にかばうのか、右腹斜筋、大腿筋膜張筋の緊張も強い。
全体的に緊張し、筋肉・関節の柔軟性も著しく低下している。
結果
1ヶ月計4回の加療にて、若干症状が残るも腰の痛み消失。
以後、月1回のメンテナンスにて良好な状態が続いている。
適切な術後のリハビリが出来ていなくて、日常生活動作がかなり低下していた。放置していたら廃用症候群(長期間にわたって安静状態を継続することにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状)になっていた可能性がありました。
正しく調整し身体操作をガイドすることで、適切に回復させることが重要だと確認できた症例でした。
全て手術前の画像