突発性難聴2

突発性難聴

 

60代 男性 歯科医師

3/24初診

約20年前、突発性難聴を発症し今回で5回目。

過去4回はプレドニン服用にて1週間から2週間で治っていたが、今回は吐き気と全身倦怠感で服用を中止し、発症から3週間が経過している。

2か月前には顔面神経麻痺を発症したが、1週間のプレドニン服用で緩解した。

 

空気伝導検査 左耳 約5cmで消失 右耳 20cmで消失

ウエーバー検査 右(健側)に偏倚

(感音性難聴/蝸牛神経の問題と考える)

 

加療のポイント

スーパーライザーおよび手技にて

・内耳、三叉神経、顔面神経、内頚動脈、椎骨動脈、星状神経節、上頚神経節、迷走神経、鼓膜張筋、口蓋帆張筋、耳管咽頭筋・上部頸椎、仙骨アプローチ

 

硬膜の緊張を緩和させる手技、星状神経節10分・内耳周辺30分にスーパーライザーを照射した結果、帰院時に大分良い感じがするとのこと、翌日ほぼ聴力は回復したとの電話連絡をいただいた。

突発性難聴は発症後、2週間がゴールデンアワーと言われている。2週間経過した後は回復がほぼ見込めないとも言われていて、心配であったが予想以上に早期に回復する事ができ、嬉しい結果となりました。

 

 

 

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