症例:70代男性 平成28年12月16日初診
主訴:異常な高血圧 206/94/87 (収縮期/拡張期/脈拍)
既往歴:25年前胃がん全摘出、膀胱頸部硬化症、ドライマウス、動悸
奥様の勧めで来院する。
異常な高血圧で降圧剤を服用、医師からも危険な状態であると忠告を受ける。
降圧剤を服用しないと260に上がることもあるらしい。
痺れを伴うめまい吐き気、発語異常など、運動障害が出現したら、直ぐにでも救急車を呼ぶようにアドバイス。
施術
・上頚神経節スーパーライザー照射
・星状神経節スーパーライザー照射
・後頭骨/頸椎・胸郭・胸腰移行部・仙腸関節へ緩和操作
施術後 196/78/83 残念ながら大きな変化なし
2日目 12/19
前回来院後、体調が良く気持ちよく眠れ、動悸がなかったとのこと
6日目 1/4 160/91/74 だいぶ下がってきたので、降圧剤を中止するとのこと。
(危険なので継続服用を勧めたが、本人の意思で中止することに)
9日目 1/16 リバウンドなのか暫く 210/105/67と以前と同じような高血圧が続くが、本人はいたって体調が良いとのこと。
15日目2/28 138/80/76 (波はあるが比較的低く安定してきた)
異常な高血圧であった為、私自身も心配であったが、何とか安定してきて良かった。
スーパーライザー照射などが功を奏して自律神経が安定してきたと思われる。